【Kindle Fire HD】CyanogenMod10.1修正版リリース(2013/07/18)

CyanogenMod 10.1の修正版がリリースされたのでインストールしました。

作業は自己責任でお願いします。

インストールしたのは、2013/07/18リリース[ALPHA CM10.1 + 3.0.50+ KERNEL]版の“cm-10.1-20130718-UNOFFICIAL-tate.zip”ファイルです。

このROMはCyanogenModオフィシャル版ではありません。
現時点ではKindle Fire HD用でオフィシャル版のCM10.1はリリースされていません。

これまでは、2013/06/04リリース版を使用していました。2013/07/18リリース版でマイク動作の問題が解決されています。Dolby音声が動作するようになっているようですが、まだ完全ではないようです。
その他の変更内容はは<フォーラム>で確認してください。

インストールする前に、ダウンロードしたファイルのMD5ハッシュ値のチェックをおススメします。

ダウンロードするファイルリンクの近くに、MD5のチェックサムが載っています。この値と、ダウンロードしたファイルのMD5ハッシュ値が同じであることをチェックします。
cm10-1-0718-01

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この値が異なる場合、ダウンロードに失敗しているか、何らかの改ざんが行われたファイルです。オリジナルのファイルと異なることを意味しています。
ROMのような大量のファイルを圧縮したファイルの場合、MD5のチェックを行ったほうが安全です。値が異なるファイルを間違ってインストールすると、端末の動作が不安定になったり、最悪、端末が起動できなくなります。

私はブラウザーのアドオンを使用して、MD5のハッシュ値を取得しています。MD5のチェックツールはその他いろいろあります。
cm10-1-0718-02

今回インストールしたのは、2013/07/18リリース版です。
cm10-1-0718-03

マイクの動作は問題ありません。立ち上がりもバッチリです。
cm10-1-0718-04

CPU周波数のオーバークロックが可能になっていたので、1,500 MHzに変更しました。
cm10-1-0718-05

ベンチマークを測定しました。問題ないようです。
cm10-1-0718-06

【Kindle Fire HD】boot0パーティションのバックアップ【推奨】

CyanogenMod10.1のROMを提供しているHashcode氏が2013/05/11に<ATTN: Backup your boot0 block today>というタイトルのスレッドを立ち上げています。
boot0-backup-05

この記事で、Kindle Fire HDの”boot0″ブロックのバックアップを薦めています。ATTNなので注意ということですね。

このパーティションには、Wi-FiやブルートゥースのMACアドレス、端末のシリアル番号などが保存されており間違って消してしまった場合、端末固有情報のため他の端末からリカバリーできないようです。色々弄ったりする場合は、事前にバックアップしておいたほうがよさそうです。

<Kindle Fire 2nd-bootloader + TWRP 2.4.4.0 for the Kindle Fire HD 7>
バックアップ情報にもboot0ブロックのバックアップが追加されています。
boot0-backup-07

早速、バックアップを行いました。
現在、Kindle Fire HDにはCyanogenMod10.1をインストールしています。

記事内に書かれているコマンドは以下になります。
ddコマンドで”boot0″ブロックを”/sdcard”フォルダにコピーし、pullコマンドでパソコンにコピーします。
{code}
adb shell su -c “dd if=/dev/block/mmcblk0boot0 of=/sdcard/boot0block.img”
adb pull /sdcard/boot0block.img
{/code}

今回はADBコマンドではなく、端末エミュレータを利用してバックアップを行いました。

コマンドを入力します。
boot0-backup-01

SuperUser権限を許可します。
boot0-backup-02

コマンドが実行され、”/sdcard”フォルダに”boot0block.img”ファイルが作成されます。
boot0-backup-03

boot0-backup-04

このファイルをパソコンにコピーし、保管しておきます。
このboot0ブロックを間違って削除した場合は、ネットワークなどにつなげることができなくなるようです。
もし問題が発生した場合、以下のコマンドを実行してリカバリーします。
{code}
adb push boot0block /sdcard/boot0block.img
adb shell “echo 0 > /sys/block/mmcblk0boot0/force_ro; dd if=/sdcard/boot0block.img of=/dev/block/mmcblk0boot0;”
{/code}

早めのバックアップをおススメします。