【Kindle Fire HD】(ルート化 #8) Google音声検索を導入する

Google音声検索を導入しました。

AndroidのGoogle検索バーには音声検索ができるようにマイクのアイコンがあります。
残念ながらKindleでは、このマイクをタップしても「このアプリはインストールされていません」と表示され音声検索が動作しません。
kindle-voicesearch-01

ドルフィンブラウザーの音声検索も同じアプリを使用しているため動作しません。
kindle-voicesearch-02

音声検索を導入するため、以下の3ファイルを用意しました。
1.libvoicesearch.so
2.UniversalSearch.apk
3.VoiceSearch.apk
kindle-voicesearch-03

音声検索を導入するにはルート化されている必要があります。

⇒ (ルート化 #3) ルート化作業の本番

いつもなら、これらのファイルをエクスプローラーからKindleにコピーし、ESファイルエクスプローラーを利用してシステムフォルダへコピーするのですが、面倒なので、すべての操作をコマンドプロンプトからのadbコマンドでを行いました。

adbコマンドを使用するので、Kindleの設定を開き”その他”⇒”セキュリテ”ィから”ADBを有効にする”を”ON”に変更します。
kindle-root-21

KindleとパソコンをUSBケーブルで接続し、コマンドプロンプトを起動します。

まず”/sdcard/Download”フォルダにファイルをコピーします。
実際のコマンドは以下になります。
{code}

adb push libvoicesearch.so /sdcard/Download/

adb push UniversalSearch.apk /sdcard/Download/

adb push VoiceSearch.apk /sdcard/Download/

{/code}

kindle-voicesearch-04

次に、”/system/lib”フォルダにlibvoicesearch.soファイルをコピー
“/system/app”フォルダにUniversalSearch.apkとVoiceSearch.apkをコピーします
実際のコマンドは以下になります。
{code}

adb shell su -c “dd if=/sdcard/Download/libvoicesearch.so of=/system/lib/libvoicesearch.so”

adb shell su -c “dd if=/sdcard/Download/UniversalSearch.apk of=/system/app/UniversalSearch.apk”

adb shell su -c “dd if=/sdcard/Download/VoiceSearch.apk of=/system/app/VoiceSearch.apk”

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{/code}

kindle-voicesearch-05

全てのファイルのパーミッションを”644″に変更します。
実際のコマンドは以下になります。
{code}

adb shell su -c “chmod 644 /system/lib/libvoicesearch.so”

adb shell su -c “chmod 644 /system/app/UniversalSearch.apk”

adb shell su -c “chmod 644 /system/app/VoiceSearch.apk”

{/code}

kindle-voicesearch-06

最後に再起動します。

実際のコマンドは以下になります。
{code}
adb reboot
{/code}

kindle-voicesearch-07

再起動後、同じようにマイクをタップすると音声検索が動作します。
kindle-voicesearch-08

検索結果も問題ありません。
kindle-voicesearch-09

現在、2種類のブラウザをインストールしているため、結果をタップすると表示するブラウザの選択画面が表示されます。
Silkは選択肢に表示されませんでした。
kindle-voicesearch-10

Chromeで表示
kindle-voicesearch-11

ドルフィンブラウザーの音声検索も動作するようになります。
kindle-voicesearch-12

音声検索の設定項目
kindle-voicesearch-13

私はコマンドを利用したほうがやり易いので、今回はすべての作業をコマンドで行いましたが、今までのようにエクスプローラーからKindleにファイルをコピーし、ESファイルエクスプローラーを利用してシステムフォルダへのコピーやパーミッションの変更を行っても導入できます。 C:-)

⇒ #9へ

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