DLNAサーバーを試す[MediaTomb]編 – トラスコ時にシークバーを表示する

mediatombで、トランスコードを有効にして動画を視聴するとREGZAにシークバーが表示されず、早送りや巻き戻しができません。

プログラムソースを確認してみましたが、mediatombのトランスコードを有効にするとシーク(早送りや巻き戻し)やポーズ(一時停止)を出来なくしているようです。

以下は、”MP4″(AVC/AAC)の動画を、”MPEG2″にトランスコードしながらREGZAから視聴しています。REGZA Z9000では右下にシークバーが表示されますが、トランスコードを有効にして動画を視聴すると、シークバーが表示されません。
img_5513

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Wiresharkで、REGZAとmediatombの通信パケットを監視してみました。
mediatomb-bar-01

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DLNAサーバーを試す[MediaTomb]編 – ソースからコンパイルした手順

mediatombをプログラムソースからコンパイルした時の手順をまとめてみました。前回投稿したDVD機能を有効にしています。ubuntuのバージョンは10.10です。

ubuntu10.10は、VMware上に”ubuntu-ja-10.10-desktop-i386.iso”からインストールし、システムアップデートを行った後にコンパイル作業を開始しています。

まずは、プログラムソースをダウンロードするために”subversion”をインストール
{code}sudo apt-get install subversion{/code}

“mediatomb”プログラムソース ダウンロード
{code}svn co https://svn.mediatomb.cc/svnroot/mediatomb/trunk/mediatomb mediatomb{/code}

configure.acを編集して、dvdnavi関係のコメントを外して有効にします。
{code}
#MT_CHECK_OPTIONAL_PACKAGE_CFG([libdvdnav], [enable],
# [compile with libdvdnav support for extended DVD image parsing],
# [dvdnav-config],
# [dvdnav/dvdnav.h], [dvdnav], [dvdnav_get_audio_attr], [])
{/code}

comp-mediatomb-01

“configure.ac”を編集して、以下の部分のコメントを外して有効にします。
{code}
#echo “expat : $EXPAT_STATUS”
#echo “ImageMagick : $IMAGEMAGICK_STATUS”
#echo “libdvdnav : $LIBDVDNAV_STATUS”
{/code}

comp-mediatomb-02

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